建設・プロジェクトプラクティス

日本国内の建設市場が縮小する一方、新興国を中心に建設市場が拡大しています。トップレベルの技術を有しながらも、欧米に比べて海外進出が遅れている日本の建設会社、建設コンサルタント会社、あるいは公益事業者にとって、アジア進出は避けて通れないテーマといえるでしょう。しかし、海外の巨大なプロジェクトにはリスクが発生することは避けられず、いかにリスクを回避しながらも、実利を上げられるかがテーマとなります。

ラジャ・タン法律事務所は、アジアの法律事務所として設立当初より、アジアの建設紛争の解決を行ってまいりました。その建設法専門部隊の歴史は長く、当事務所の国際仲裁・建設チームは、当事務所の中心的存在であり、今日に至るまで、当事務所は、数え切れないほどのアジアにおける建設紛争を取り扱ってまいりました。そして、本当の紛争を知っているからこそ、契約書などを初めとした真の予防法務も行うことが可能と言っても過言ではありません。

進出支援(会社の国際化支援)

当事務所は、アジア各地に事務所を有するアジアの法律事務所として、建設会社がアジアに進出するサポートをさせていただきます。会社設立、合弁契約作成、規制調査などはもちろん、その後の請負契約、入札書、その他一連の建設関連契約書の作成、万が一交渉でもめた場合の処理まで全面的にサポートさせていただきます。

セミナーの開催(スタッフの国際化支援)

建設会社が海外の工事案件を受注するための課題は、英語などを話すことができ、その地の習慣や法律、人々の生活を理解することができる社員を育て上げることです。当事務所では、建設会社様向けの特別なセミナーを随時開催しております。

セミナー概要 (一例) 1. 予防法務 (1) アジア各国における建設法制 (2) 海外建設契約の管理方法 (3) 海外建設における労務管理 2. 紛争解決法務 (1) アジアにおける建設紛争解決制度の概要 (2) 海外建設紛争の実例と解決方法のご紹介