コーポレート・M&Aプラクティス

ラジャ・タン法律事務所のコーポレート・プラクティスグループは、約160名の弁護士によって構成されており、その中に、様々な専門部を有しています。案件に応じて、各専門部内でのチームや複数の専門部を横断したチームを組むことにより、総合的かつかつ戦略的なリーガルサポートを提供しています。シンガポール国内における案件のみならず、アジア各国に展開している各支店と提携事務所のネットワークを活用して、マレーシア、タイ、インドネシア、ベトナム、インドといった外国とのクロスボーダー案件も数多く取り扱っています。また、当事務所内に設置されている他のプラクティスグループとの相互協力により、多様な案件において、高いスキル、レベルのリーガルサポートを提供しています。以下、代表的な専門部をご紹介いたします。

M&A

ラジャ・タン法律事務所のM&Aプラクティスは、M&Aで著名なパートナーを複数有しております。

実務的、戦略的な計画立案から、デューディリジェンスの実施とドキュメントの作成、更には交渉過程を統括することにより、案件の計画段階から最終的なクロージングに至るまで、総合的なリーガルサービスを提供し、円滑な案件の完結、収束へと導いています。取り扱う案件のうち主要なものは以下のとおりです。

・テイクオーバー(敵対的な買収等を含む)

・リバーステイクオーバー

・企業の統合・非上場化手続

・リストラクチャリング

・株式売買

・事業譲渡 

雇用法

アジアに進出してきた企業にとって労働者の取扱いは非常に重要な問題です。シンガポールは、アジアでも極めて特徴的な労働法制を有しております。他国と同様な考え方は通用しません。ラジャ・タン法律事務所は、労働者が関与する法律について、アジアの法律事務所として、ローカルの視点でアドバイスを行い、就業規則の作成、労働組合対応、労働紛争解決など、各種の労働法に関与する問題に対処しております。

また、アジアの生産拠点として多量の労働者をかかえるタイ、マレーシア、インドネシア、ベトナムなどの各拠点においても、ラジャ・タン法律事務所の各地の事務所と連携して、労働法のご相談に対応しております。さらに、日本、シンガポールなどから各生産拠点にマネージャーなどを派遣することも頻繁に行われておりますが、その際の留意点など、クロスボーダーの労働法の取扱いについてもアドバイスさせていただいております。さらに、M&Aを行う際、労働者をいかに取り扱うかは非常に重要な問題です。このようなM&Aの際の労働者の取扱いについてもアドバイスを行っております。また、クロスボーダーのM&Aに際しての労働者の取扱いについても数多くの経験を有しております。

不動産

ラジャ・タン法律事務所の不動産プラクティスグループは、弁護士10名を超える専門チームで構成されています。

また、オフィス、住宅の賃貸契約書のリビューも扱っております。

同部門は、大規模な開発案件から、商業、工業リース権の売買、住宅不動産の売買、賃貸契約書の作成、レビューと幅広い案件を扱っています。また、不動産デューデリジェンス、および印紙税、サブリース、土地分割、用途変更、土地利用、地役権に関する関連政府機関および法定機関への許可申請の代理など不動産に関するあらゆる事項についてアドバイスを行っています。 日本と異なり、シンガポールでは、不動産、リース権の売買には、必ず、弁護士が代理する慣行となっており、ラジャ・タン法律事務所のジャパンデスクもこれまで、様々な案件に関与して参りました。

また、オフィス、住宅の賃貸契約書のリビューも扱っております。